気がつけばなんだか個人的な映画感想ページのようになってしまったよもやま掲示板ですが、更新されないのもそれはそれでなんとも。場つなぎとしてお許しくだされ。
11月1日は映画の日、入場料が大人1000円になるお得な日なのですが、1日が土日になることは少なく、なかなお得な機会にめぐり合うのもまれでした。ところが今月はなんと11月1日は土曜日、さらに麻生総理もご覧になったという「レッドクリフ」の公開初日。ならばこれを逃す手はないと、ユナイテッドシネマ豊島園のオンラインチケット予約で9時30分開始の座席を朝8時半にゲットしていざ出陣。
さすがに初日、さらに日本人にもなじみ深いあの三国志の映画化、ついでに映画の日で1000円とくればほぼ満席の賑わい。タレントを集めたプレミヤ試写会とかのイベントやらで注目度の高さ一段とアップしたのも伺える。
さてその映画、さすがジョン・ウー監督だけあってハリウッドにも劣らぬ映像。戦闘シーンも迫力を感じさせて、ほぼ2時間半にも及ぶ映画ではあったがあっという間に過ぎてしまった。
しかし、本題となる赤壁の戦いは第2部のお楽しみとなるわけで、偉大なる予告篇と言えなくもない。もっとも第1部を見ていないと第2部もより楽しめないだろうからぜひとも見ておくべきだと思う。
関羽、張飛、趙雲、など個性的な武将をピックアップした戦闘シーンも見ごたえがある。それぞれの役者がこれらの武将の格闘シーンを迫力満点で演じているわけでそれらの役柄、個性などを理解するにもやはり前編である第一部は必要があるとも言える。
ついでに『少林サッカー』でムイ役を演じていたヴィッキー・チャオが孫権の尚香役になり登場、これがなかなかよい。また、周瑜の妻・小喬役のリン・チーリンがこれまたよい。
公式ホームページの「キャスト」の映像で役柄と役者の紹介があるので映画を見る前に見ておくとよいかも知れない。
よく出来たオペラの前奏曲のようにこちらも第2部へ続く前奏曲とも言える。来年公開の2部が待ち遠しくなる映画だった。
レッドクリフ公式ホームページ
http://redcliff.jp/index.html