Crawling Chaos BBS
「地獄の接吻」62を読んで〜 - 晴香 Home
2008/05/13 (Tue) 17:20:38
すごいですね。
宦官の去勢のことはネットで調べてみました。
数日後に尿が出れば成功ということなんですね。
穴が塞がってしまうと死ぬそうです。
麗華もこれで女性に変貌するのですね。
それにしてもこの老婆が謎を含んでいますね。
おどろおどろしい場面でした!
Re: 「地獄の接吻」62を読んで〜 - 清蓮
2008/05/13 (Tue) 22:17:58
いつもありがとうございます。
実際の手術はどうするのかは、全くわからないんですが、麻酔も使わず、古典的なやり方で執刀させたのは、盛輝の非道さを表現したかったからなんですね。
作中でも、最も残酷なシーンのひとつだったと思います。
Re: 「地獄の接吻」62を読んで〜 - 清蓮
2008/05/15 (Thu) 04:20:32
ある意味、死んだ方が楽かもしれませんね(^ ^;
でも、昔の中国の人たちは、自ら進んで施術したっていうんですから信じられませんね。
「地獄の接吻」61を読んで〜 - 晴香 Home
2008/05/12 (Mon) 15:55:58
うわ〜〜〜! 恐ろしい!
読みながら私が気を失いそうになりました。
なんて残酷な、なんておぞましいことを!
麗華が哀れです。
こんなことって、あったんですね。
私までが痛くなりました!
中国の宦官って去勢された男なんですね!
女でもそういうのあったんですか?
Re: 「地獄の接吻」61を読んで〜 - 清蓮
2008/05/13 (Tue) 04:04:53
おはようございます。
>女でもそういうのあったんですか?
あ、恐らく、旅行前にいっぺんにUPしたせいで見逃されているのかもしれませんが、麗華は元々男子として生まれ、聖珠(まさみ)という名を付けられていたんです。
しかし、幼少の頃から、自分はいつか女になるものだと強く信じ、姉などを手本に、何度も隠れて化粧をしたりということが、家長の盛輝の逆鱗に触れ、その上、主治医から、あと数年しか生きられないと宣告されたこともあって、跡継ぎとしての資格なしとばかりに、地下牢に放り込まれたという流れだったんですね(麗華という名前は、この時期、自分自身でこっそり名付けたということにもなっています)。
この辺りの事情は、第五部の57、58が詳しいです。
それで・・・じゃあお前の望みどおりに去勢してやろうじゃないかと、強引に執刀したわけなんですね。
でも、麗華はそれを、決して望んではいなかったんです。
Re: 「地獄の接吻」61を読んで〜 - 晴香 Home
2008/05/13 (Tue) 15:22:14
あ〜そうだったんですか?!
見過ごしてしまってごめんなさい。
麗華は完璧な美しさを備えた女とばかり先入観がありました。
去勢っておぞましいですね。
Re: 「地獄の接吻」61を読んで〜 - 清蓮
2008/05/13 (Tue) 22:09:43
いえいえ、とんでもありません。
ネット上で、少しずつ、これだけ長い小説を読まれてるわけですから、そういうこともありますよ(^ ^)。
「地獄の接吻」60を読んで〜 - 晴香 Home
2008/05/09 (Fri) 09:19:45
凄い迫力ですね。
恐怖がじわじわと湧きあがってきます。
花司家は惨いことをするものですね。
生きながら麗華を屍として葬ろうとは!
一度は逃げ出せたのに再び囚われの身になってしまいました。
読経をするこの老婆は何ものなのでしょうか。
喪服を着て食事を運ぶ家令の姿が目に浮びます。
ところで、この家令という意味が分からなかったのでネットで調べてみました。
単なる召使とは少し意味が違うのですね。
執事や家令は華族の家などに仕える男性なんですね。
Re: 「地獄の接吻」60を読んで〜 - 清蓮
2008/05/09 (Fri) 22:43:31
こんばんは。
書き込みありがとうございます。
>執事や家令は華族の家などに仕える男性なんですね。
そうですね、華族は、家職をはじめ、家令、家扶、家従と称された使用人たちがいたんです。
その中で家令は、家務を管理して、家扶以下の監督もしていたそうなんですよね。
読経をする老婆の正体は、近い内に判明しますよ。
「地獄の接吻」59を読んで〜 - 晴香 Home
2008/05/08 (Thu) 16:23:28
恐ろしい描写ですね。
これは麗華の体験したことなのですね。
おどろおどろしい白髪の老婆の読経する地下室に入れられてしまった麗華。
私も手に汗に握り読み進みました。
盛輝という男は何を考えているのでしょうか。
この章の描写は江戸川乱歩作品を彷彿とさせました。
やはり映像が浮びます。清蓮さん、さすがです。
Re: 「地獄の接吻」59を読んで〜 - 清蓮
2008/05/09 (Fri) 04:13:48
おはようございます。
そうですね、劣悪な地下室に幽閉されていたことが、麗華に与えた影響は計り知れないですね。
江戸川乱歩作品を連想させますか?
ところが僕は乱歩の小説を、何故か殆どスルーしていて、その昔、「黒蜥蜴」というのを読んだことがある程度なんですよね。
そういえば横溝正史の金田一も、ひとつも読んだことがありません。
乱歩は少年探偵団のイメージが強くて、僕の中ではずっと、子供向の物語を書いていた人という印象がありました。
今度読んでみますね。
Re: 「地獄の接吻」59を読んで〜 - 晴香 Home
2008/05/09 (Fri) 09:14:11
江戸川乱歩作品は「怪人二十面相」の明智小五郎と少年探偵団が余りにも有名ですが、大人向けの恐ろしい物語もたくさんあります。
同じ明智小五郎が登場しますが、「屋根裏の散歩者」は、妖しい恐怖の物語です。
「白髪鬼」、これは文句なしに引き込まれます。
生きながらにして埋葬された男の物語ですが、あまりの恐怖に夜が眠れなくなりました。
清蓮さんの、地下室の描写がそれを彷彿とさせます。凄いですよ。乱歩作品と並びます!
Re: 「地獄の接吻」59を読んで〜 - 清蓮
2008/05/09 (Fri) 22:36:05
両方とも聞いたことはありますが、やはり未読です。特に「白髪鬼」は面白そうですね。読んでみたいです。
そういえば昔、天知茂が明智小五郎を演じていたTVシリーズがあったのを思い出しました。
あれは、ちょくちょく見ていた記憶があります。
「地獄の接吻」55,56,57,58を読んで〜 - 晴香 Home
2008/04/26 (Sat) 10:27:44
清蓮さん
お留守中に伺いました。
一気に58までUPされていたのでびっくり!
でも、頑張って全部読ませていただきました。
場所等の説明も読みましたよ。
これはかなり根気と集中力のいる読書でした。
でも読んでいるうちにいつのまにやら、この時代の世界(作品の内部)に引き込まれ陶酔感に充たされました。
美しい女麗華の秘密が暴かれ始めましたね。
森下にはさぞ衝撃的なことでしょう。
麗華が男爵家の側室の娘だったとは!
男爵家の別邸に、森下の描いた震災の悲惨な地獄絵を描いた作品があったとは!
どれも彼にとっては驚愕の事実でしょうが、まさか一連の殺人が麗華の手で行われてるとは思えませんね。
麗華自身の手紙によって、徐々に解決へ向っていくのでしょうか。
謎が少しずつ解けていくようです。
毎度感心していますが、随所に散りばめられたこの時代の様子が鮮やかに目の前に映像を結びます。
尚、細かいことですが、農夫の親子が森下を見て、
「花司さんのお客さん」という意味のことを言いますが、
「花司さま」と呼んだほうが当時の身分制度としてはぴんとくるような気がしました。
場所等の説明は興味深いですね。
帝国図書館やダンスホールなど写真で見ると分かりやすいです。
楽しませていただきました。
お帰りをお待ちします。
晴香
Re: 「地獄の接吻」55,56,57,58を読んで〜 - 清蓮
2008/05/06 (Tue) 23:41:01
こんばんは。お久し振りです。留守中に読んで下さってありがとうございました。
此処から麗華の一人称になります。
華族の庶子であったばかりに、悲惨な半生を歩んだ麗華の実像が明かされていきます。
それと同時に、森下の身の回りで起こった事件の裏面も、明らかになっていきますよ。
>「花司さま」と呼んだほうが当時の身分制度としてはぴんとくるような気がしました。
僕も最初はそう思っていたのですが、大正は、制度上は、それ以前の時代ほどではありませんでしたし、また、作中に出てくる天沼に、当時実際に男爵の地所がありまして(蓮華寺という寺の裏)、付近の村民は皆「男爵さん」と呼んでいたそうです。
さすがに、皇族の場合は「さん」という呼称ではありませんでしたが。
この事実も、大正から天沼に住んでいらっしゃる方に、実際に聞いた話なんですよね。
ですので、作中も「さま」にはせず、「さん」という言い方にしました。
2008/04/27 (Sun) 00:06:30
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「地獄の接吻」53,54を読んで〜 - 晴香 Home
2008/04/21 (Mon) 15:30:37
図書館のようすがリアルに描かれています。
当時の図書館、どうやって調べたのですか?
リアルで雰囲気が伝わってきます。
随所に散りばめられた言葉がこの時代を彷彿とさせます。
男爵家一族の話もミステリアスですね。
謎を解くべく、名古屋にまで出向いた森下。
この時代、東京から名古屋までは随分時間がかかたのでしょうね。
麗華の真実が知りたい、ソレは読者も同じです。
森下を通して徐々に解明されていくのでしょうね。
この作品は純粋な「文学」だと認識します。
清蓮さんの力の入れようが伝わりますよ。
Re: 「地獄の接吻」53,54を読んで〜 - 清蓮
2008/04/21 (Mon) 21:57:25
こんばんわ。いつもありがとうございます。
当時の、帝国図書館の様子は、写真と書籍で調べたんです。窓口や閲覧室の写真などを見ながら、あとはそこにいるつもりになって、書いていくという。
菊池寛や宮本百合子が、帝国図書館について書いている作品などもあるので、それも参考になりましたね。
やはり純粋な文学の匂いがしますか?(笑)
書いていくうちに、自分でもジャンルがよくわからなくなってきまして。
文学風味のミステリーってとこでしょうか。
「地獄の接吻」52を読んで〜 - 晴香 Home
2008/04/17 (Thu) 21:27:22
思わずため息が漏れました。
森下の目の前にそそり立つ、芝白金町の豪華で広大な屋敷、しかし無人の邸宅が不気味です。
男爵家の屋敷ですか?
麗華の伯父とはこの男爵なんでしょうか。
でも、今はもう住んでいないのですね。
何か恐ろしい予感がします。
それにしても毎回思うことですが、時代考証と史実が正しく書き込まれていると感心しています。
停車場、省線、男爵……。
リアルでこの時代を彷彿とさせます。
当時の写真で調べるという清蓮さんの努力も凄いです!
Re: 「地獄の接吻」52を読んで〜 - 清蓮
2008/04/18 (Fri) 04:29:15
おはようございます。いつもありがとうございます。
男爵邸をどの場所にするかで、結構迷いましたね。
他に、渋谷の松涛や目黒の祐天寺辺りも候補に入れてたんですが、たまたま当時の地図が入手出来たので、白金台にしたんです。
実際、あそこは有爵者も住んでいましたし、豪邸や別荘もあちこちに建っていたようです。
作中の男爵邸のある場所は、大正時代は日立製作所の創業者だった久原房之助の別荘で、現在の八芳園にあたる所ですね。
「地獄の接吻」51を読んで〜 - 晴香 Home
2008/04/15 (Tue) 22:17:47
驚愕の気持ちです!
麗華が、まさかそんな恐ろしい女とは!
いえ、まだ分かりませんが疑惑を抱いた森下の心理描写がよく伝わります。
何故、麗華がタイミングよく森下の前に現われたのか、そして現在は何処へ姿をくらませているのか。
伯父とは実在するのか。
謎を含んだ美女の行方が気になります。
それにしても、この時代に裸婦画のモデルの斡旋所が既にあったんですね。
それと、受付の丸髷の婦人という、なにげない人物にまで時代考証がされていて読者を楽しませますね。
昭和になったばかりのこの時代、まだ丸髷の女性がいたのでしょうか。
本文の続きが気になります。
Re: 「地獄の接吻」51を読んで〜 - 清蓮
2008/04/16 (Wed) 04:16:14
おはようございます。
意外でしたか?
それと、この時代にモデルの斡旋所も、丸髷の女性も存在していました。
と言ってもこの時代に生きていたわけではないんですが(笑)、何より心強いのは写真資料ですよ。
文章だけの資料ですと、やっぱり心許ないので、必ず写真を集めることにしているんです。
斡旋所は当時、都内(市内)に一軒だけしかなかったようです。場所はまさに作中と同じ場所なんですが、建物や内装は勝手に考案しました。
丸髷の女性もいましたよ。写真も手元にあります。
書籍を読み漁っても、それぞれ書いていることが微妙に違っていたり、出自がわからなかったりするので、鵜呑みにしないようにしているんです。
でも写真ですと、それそのものが動かぬ証拠となり得ますから。
重宝してます。
「地獄の接吻」50を読んで〜 - 晴香 Home
2008/04/13 (Sun) 13:43:26
凄いですね!
麗華の正体を知った森下の苦悩と葛藤。
嫣然と笑う麗華を描く森下。
あまりにも美しく、あまりにも凄まじい光景が目に浮びます。
文章の一字一句から凄まじいパワーが溢れて、読む私を圧倒しました。
もうすぐ完結するのでしょうか。
この作品、プリントすると、かなり長くなるでしょ?
Re: 「地獄の接吻」50を読んで〜 - 清蓮
2008/04/13 (Sun) 22:39:01
こんばんわ
この章は、想像だにしなかった事実(かはまだわかりませんが)を突きつけられて、翻弄されてしまっている森下の心理描写が中心ですね。
パワーに溢れていましたか?ありがとうございます(^ ^)。
完結はまだですよ。
プリントするとどのくらいでしょう。
恐らく、原稿用紙450枚〜500枚は優にあると思います。
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